アンコールワットの朝日以上に素晴らしかったもの

母とカンボジアへ旅行に行きました。お目当ては、何といっても世界遺産であるアンコールワットです。言葉や食事、衛生面が気になったため、ツアーに申し込んでから行きました。他のツアー客と一緒にアンコールワットの朝日を見るため、まだ日の昇っていないアンコールワットへ行きました。あたりは真っ暗だったので、懐中電灯で足元を照らしながら進みます。アンコールワットの朝日や夕日の見学は有名なので、他にも観光客がたくさんいました。

朝日が昇り、徐々にあたりが明るくなってくると、人々は歓声をあげはじめました。そこでふと気づいたことが、西洋人も中国人も韓国人もその場にいたことでした。国や言語、文化や慣習が違っても、今私たちは同じものを見て感動している。そのことがアンコールワットの朝日よりも印象に残りました。さらには年配者もいれば、ベビーカーを押した夫婦もいます。年代もバラバラだけど、みんなアンコールワットの朝日が見たくて、早起きをして集っていたのです。

アンコールワットの遺跡は、昼間、まじまじと見ることができました。壁には壁画が描かれてあり、当時の人の衣装などが分かりました。母は、後日「アンコールワットの壁画を見てたら、日本の寺とか神社とか、建造物がいかに繊細に上手に作られているかがわかったわ」と言っていました。私は、カンボジアの技術にも十分感動しましたが。

アンコールワットの他にも、カンボジアには世界遺産があります。例えば、タ・プロームです。ここもアンコールワット同様、寺院ですが、巨大なガジュマルが遺跡を飲みこむように生えているのが特徴です。今では有名な観光地になっており、巨大ガジュマルの前で記念写真を撮りました。遺跡を飲みこむなんて、自然の力はすごいなと考えさせられる場所です。

今回の旅行では、ベンメリアにも行きました。深い森の中にあるヒンズー教の寺院です。修復作業が現在進行形で行われていますが、まだほとんどは崩れた状態となっています。スタジオジブリの『天空の城ラピュタ』のモデルになった場所ではないかと言われている場所です。数年前は、遺跡の周りにまだ地雷が埋まってあったそうですが、現在では撤去作業が完了しています。遺跡の周辺では、地雷によって足を失った人が楽器を弾いてお金を集めていました。そういう風景も見ることができ、勉強になりました。

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