友人と中国の広州に行った時の話です。格安航空券を使用しており、夜の到着となりました。事前の調べで広州は治安が良くないと聞いており、ヒヤヒヤしながら空港を出ました。

そして客引きのおっちゃんと交渉し、安全のために予定より少し高いホテルを選びました。到着すると日本のビジネスホテルのような感じでしたが、思ったよりしっかりしていて部屋のカギも大きいものが付いていたので安心しました。

本当は夜の街で食事がしたかったのですが、空港からホテルに来る道のりですら何だか危なそうでした。そのため諦めて手持ちの食材とフロントで買ったビールで夕食を済ませ、シャワーを浴びて寝ることに。

しかしそこから、何故か部屋の電話がじゃんじゃん鳴るようになりました。始めは「フロント?」と思い出てみたのですが、早口の広東語をまくしたてられてサッパリわかりません。かけてくるのは必ず女性で、声の感じから3人ほどいるような気がしました。

だんだん怖くなりましたが、鳴り続ける電話を放置しては眠れないので、友人が何と電話線を抜きました。あとはカギをしっかりかけて、朝まで眠るだけです。

無事に朝早く起き、チェックアウトして次の目的地へ向かいました。お腹がすいていたので屋台で揚げパンを買ったり、明るい時間の広州の街は夜とは全然違う表情でした。

そしてバスターミナルで時間待ちをしている時に、たまたま隣にいた日本人のサラリーマンと話をする機会がありました。商社マンで広州の事は詳しいというおじさんに、昨夜の事を聞いてみると・・・。何と、私たちが泊まったような中級ホテルは現地のホステスさんや夜のお商売の女性が「お仕事のために」使うタイプだということ。

私たちは勝手に商売敵に見られ、恐らく「縄張りを荒らすな」という電話がかかって来ていたのでは?と教えてもらえました。

そのような女性は高級ホテルには顔を出さず、逆にドミトリーやゲストハウスなどの安ホテルにはお金のない旅行者しかいないので出没はしないと。わたしたちは安全のために中途半端な中流ホテルを選んだために、トラブルに巻き込まれたようでした。

しかしそのおじさんのおかげで電話の謎が解け、その後は楽しく旅行をすることができました。

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