2015年にイタリアへ旅行に行きました。数か月の滞在だったので携帯電話があった方がいいと思い、出発前にいろいろ検討しました。日本ではドコモと契約しておりFOMAのガラケーを使っていました。ドコモにはWORLD WING(ワールドウィング)という海外で通話ができるサービスがあるのですが、料金が自分にとっては高額だったため、これは断念。結局は現地でVodafoneと契約しSamsungのプリペイド式の携帯電話を購入しました。ライトがついていて便利だし通話だけでなくショートメールのようなサービスも利用でき、この旅行での目的を十分に果たしてくれたので、大変満足しています。

一方、日本のガラケーもこの旅行に持っていきました。カメラ・目覚まし時計として使うためです。電話として使うつもりはなかったので、飛行機に乗る直前にSIMカードは抜いておきました。一応ドコモで休止の手続きは済ませていたのですが、万一電話がかかってきたり、iモードに接続したりしてしまった場合に高額な請求が来るのが怖かったというのもありました。後になって考えればこの行動が本当に幸いしました。

最初ベネチアのマルコ・ポーロ国際空港についてからパドヴァ、ミラノ、トレントなどを回り、その間美しい風景に幾度となく出会い、たくさんの写真を撮影。途中で携帯の内臓メモリーが一杯になってしまったため、重要度の低い画像を削除したりして撮り続けました。

数か月の旅もいよいよ終わりに近づき、帰国便の飛行機が発つベネチアに再び戻ってきました。さすがに疲労がたまっており注意力も散漫になっていたと思います。ベネチアの鉄道サンタルチーア駅から降りてすぐ水上バスに乗りました。水上バスの乗り場には注意書きがあり、リュックを背負っている人は、後ろではなく前にするよう警告していました。私もリュックだったのですが面倒くさかったのと、それほど高価なものは持ってないと思っていたのでそのまま後ろに背負って乗りました。

その結果あっさりとガラケーを盗まれてしまいました。水上バスから降りた後リュックのチャックが少し開いていたので、やられたなと思いましたがもう遅すぎました。せっかく撮った大量の写真はすべて消えてしまいましたが、被害がそれだけで済んだのは幸いでした。そもそも美しい映像は心の中に残っているので大した問題でありません。もしSIMカード毎盗まれていたら、大変なことになっていたでしょう。

帰国後はSIMカードが無事だったことに加え、知人が古いFOMAを譲ってくれたのでスムーズにドコモとの契約を再開することができました。楽天市場などで調べると中古のFOMAでも意外と高値で取引されていることがわかりました。SIMロック解除などの手続きも面倒そうです。新規契約時に本体は無料で手に入ったので、何となく安価のイメージを持っていましたが、それは間違いでした。

海外旅行先では携帯電話の扱いにぜひ注意して頂きたいと思います。疲れがたまりやすい旅の終盤、とくにお気を付けください。

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