修学旅行中に流行病にやられる

10年ほど前、まだ高校生だった頃、修学旅行でオーストラリアのシドニーに行きました。出発の前から、校内で感染性胃腸炎と思われる症状の学生が少し出ていました。空港を出発したときは、自分も含め皆元気でした。窓際の席に座っていたので、窓を除くと下は海で真っ暗でした。一方、上の方を見ると星空がすごく綺麗だったのを今でも覚えています。翌早朝、ブリスベンに到着し、乗り換えをしてシドニーに入りました。この時は、体調不良を訴えるものはいませんでした。

この日の夜頃から、急に体調不良を訴えるものが続出し、発熱や嘔吐を訴えるものが続出しました。2日目の夜には、ホテルで同室の子が嘔吐して、いよいよ我が身にも災難が降りかかろうとしていました。気の毒なことに、せっかくの海外旅行をホテルで留守番しなければならない人が続出しました。ひ弱な学生はもちろんのこと、普段鍛えている野球部などの連中もバタバタと倒れました。医者にも行けず難渋していました。現地の日本人の看護師さんが大変良くしてくれたと、後から聞きました。本当に有難いことです。

自分は帰国するまではなんとか持ち堪えましたが、帰国後2日目には、嘔吐・発熱して自宅療養となりました。医者で、「オーストラリアだからまあ大丈夫だと思うけど、海外に行っていたということだから念のために検査する」と言われました。先生曰く、コレラや赤痢などが完全に否定できないので念のためだそうです。我が家では家族全員が、自分の巻き添えを食らうことになりました。また、帰国後に自分のように発症した人も多かったようで、帰国後に前代未聞の学年閉鎖となりました。

また、当初の予定では、帰国後、期末試験が予定されていたのですが、修学旅行に行っていたこの学年は1週間ほど延期されるという状態でした。かなりの騒動でしたが、無事に参加者が全員帰国できたことは不幸中の幸いでした。そういう意味では、我々は大変運が良かったのかもしれません。

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