マレーシアを旅行中に奥歯に激しい痛みが走りました。しかし一瞬であったために、むし歯ではないだろうと放っておきました。それから数日後、今度は激しい頭痛に襲われたのです。これは確実に何かがおかしいと感じました。とりあえず横になり、様子を見ていたのですが頭痛は治まりません。妻に救急車を呼んでもらおうと思った瞬間、それが歯の痛みであることに気づいたのです。しかしむし歯は一つもありません。それなのになぜ歯が痛むのか、不思議でなりませんでした。

妻がすぐにインターネットを調べ、宿泊先の近くにある歯医者に関する情報を調べてくれました。そしてそこに急患として運ばれることになったのです。自分を見てくれた歯医者さんは「神経」と日本語で叫びました。そしてレントゲンで撮った写真を見せてくれたのです。この写真を見て、「神経」の意味がわかりました。以前に治療した歯の神経が詰め物に触れてしまい、激しい痛みを引き起こしていたのです。そのため見た目では原因がわからなかったようです。しかし驚いたのは、自分が痛いと感じていた歯とは全く別の歯にこのようなことが生じていたことでした。歯医者さんの話では強烈な痛みを感じた場合はこのようなことがよくあるとのことでした。

半信半疑のまま、とりあえず神経が詰め物に触れている歯の治療がなされました。日本では何日かかけて治療が行われますが、マレーシアでは何と1日で治療が終了しました。そして歯医者さんがいったように、治療後は頭痛と歯の痛みが消えてなくなったのです。もしかするとこのときの痛みは人生で一番だったかもしれません。気を失うのではないかと思わせるほどの痛みでした。また海外旅行中であるという不安から、痛みが何倍もになって感じられたのかもしれません。いずれにせよこのような経験はもうしたくありませんが、日本人が多く訪れるマレーシアの地であったために、歯医者さんも日本人の扱いに慣れていたと思います。この点に関しては不幸中の幸いでした。

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