タクシーのトランクでおでこを深く切ってしまいました。

車のトランクに頭を打って、おでこを深く切ってしまったことがあります。海外旅行には慣れていたので、けがをするなんていうことは想像もしていませんでした。

ホテルからタイの空港までタクシーで向かっていたときのことです。旅行会社のツアーなどではなかったので、自分たちでタクシーを捕まえて目的地へ向かおうとしたところでした。

私は荷物を預けようと車の後ろに立っていました。その時、ドライバーは私がそこに立っていることに気づかず、思い切りトランクを開けたのです。

トランクが私の頭にぶつかりました。かなり勢いが強かったので、だいぶ深くおでこが切れてしまいました。

日本であっても病院に行くぐらいの傷の深さでしたが、私が一番心配したのは破傷風でした。

破傷風ウイルスは傷口から侵入しても、24時間以内にワクチンを打てば発症を予防できると聞いたことがありました。

そこで、急いで病院へ向かいました。ワクチンを急いで打たなきゃいけないという焦りもありましたが、飛行機の発車時刻が近かったことがとても心配でした。

トランクに頭をぶつけてから3時間後には飛行機が出発時間だったんです。幸いにも国内線だったので、最悪の場合チケットが無駄にはなるけれど、次の便で向かおうと考えていました。

当時は学生だったので、国内線の8000円ぐらいするチケットを無駄にするのはとても残念な気分でした。

一緒にいた友達のことも考えると合計で1万円以上の損失になってしまいます。

現地に住んでいた日本人の知り合いに電話をして聞いたところ、空港の中に緊急治療室があることがわかりました。

緊急治療室といっても簡易な救急セットが置いてある部屋ですが、破傷風ウイルスのワクチン程度だったら置いてあるのではないかということでした。

私たちは急いで空港へ向かいました。空港に着いたのはフライトの2時間前です。

普通であれば出発まで余裕がある到着時間ですが、治療を受けてから飛び立つことを考えると、あまり余裕はありませんでした。

治療室の看護師さんに診てもらったところ、「ここではワクチンがないから、消毒だけしておこう。飛行機から降りて病院に向かえば、問題ない。大きな病院でワクチンを打ってもらいなさい。」と言われました。

慌てていたので気づきませんでしたが、飛行機に乗っている時間は3時間程度で、目的地に到着する時間もお昼ごろだったので、病院に行く余裕が十分ある時間でした。

緊急事態に直面すると、とにかく目の前のことに集中しすぎてしまって、冷静に考えられなくなってしまいます。

特に海外旅行でけがをした場合は慌ててしまいがちです。事前にワクチンを打っておくことや、病院の場所を調べておくことは大切だなということが学べました。

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