思い通りにはいかない、ハネムーン

結婚する前、「もしこの先誰かと結婚したとして、どこで式を挙げたい?」と今の主人に聞かれたことがありました。その時、私は「絶対ハワイ!!」と答えていたのです。

まだまだ付き合ったばかりだったため、この人といつか結婚するのかもという考えもまだ、なかった頃です。

その質問をもらう前に友人と長期休暇を利用してハワイ旅行をしたことがあったのです。その時の、青い海、白い砂浜、広い空、暑い日差し、そしてにこやかな現地の方々や、ゆったりと流れる時間を見て感じて、「あぁ、こんな、穏かな場所で結婚式を挙げられたらいいな」と漠然と考えていたのでした。

そのため、彼からの質問に速答していたのです。

それから約1年経過し、彼からプロポーズをもらった時に、「ハワイで挙式しよう」と言われました。付き合いたての私の答えをきちんと覚えていてくれて、ハワイの教会のパンフレット等も全部用意してくれていて、とても感激したことを覚えています。

そして準備をして、挙式兼ハネムーンとして、親戚一同とハワイへ旅立ちました。初めて旅行した時と同じ、青い海と空と白い砂浜。ここを二人で歩き、みんなに祝福され、最高の1週間を過ごすんだと夢見て・・・。

しかし、現実はそう甘くはないものです。

現地についた途端、日本で準備できなかったことを一気に行ってしまわなければならないのだから。

衣装も選び、試着、仮縫い、ヘアセットやメイクの打ち合わせ、ブーケやフラワーシャワーなどはどうするのか、料金についての話し合い等に追われ、「やったー、ハワイに着いた!」と喜ぶ暇もないのです。

さらに時差があるため、飛行機は夜8時頃に出発したにも関わらず、6時間後到着したそこは朝の7時なのです。終えたはずの1日がまた始まるのです。主人も私も飛行機の中では寝付くことができず、結局その日は一睡もしないまま朝から式の準備に追われ、主人は「もういいよ、何でも」と投げやりの状態になってしまっていました。

そして全ての準備を終え、ホッとしたのはもうその日の夜です。部屋に戻ると、大きなゴキブリがお出迎え。「ギャー」と叫び、主人がタオルを持ってゴキブリを追いかけまわし、フロントへ連絡して退治してもらい、「私のハネムーン、こんなんで終わっちゃうの?」と涙すら出て来てしまいました。

そして翌日は朝早くからヘアメイクの方が部屋へ来て、準備。

仕上がったメイクはハワイならではの色遣いで、少し日本人離れした状態でした。そしてパシャパシャと写真を撮られながら式場へ向かい、式を終え、やっと新婚旅行を思いきり楽しめると思ったのもつかの間、二人だけの旅行ではないため、二人で行動したくても、親戚一同がくっついてきます。さらに友人たちも駆けつけてくれ、友人一堂に囲まれ、少しも甘い雰囲気を得られないまま、終了。

やはり式はしっかりと準備や打ち合わせを行い、日本で終わらせ、ハネムーンだけの為に2人でハワイへ向かえば良かったね、と反省をしたのでありました。

いつか、ハネムーンのやり直しをしたいなと思いながら、早10年。ハワイ旅行の為の貯金と海外旅行 英語の勉強をしている真っ最中です!

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