忘れもしない、私が初めて海外旅行保険を使ったのは、アメリカとカナダの国境付近にあるナイアガラの滝を見に行った時の事でした。日本にはない壮大なスケール感と便乗感に感動!

がしかし翌日朝起きると、冗談かと思うくらいに右の耳下腺がポッコリと腫れていて、顔がパンパンに腫れあがっていました。一緒にいた友達がキャーと叫んだくらいパンパンに張っていて私自身はというと、首に何か乗せているかのような違和感が常にありました。右半身だけ異常に重かった事を覚えています。

とにもかくにも病院に!と思いホテル側に相談したところ、カナダはファミリークリニック制で基本は紹介がないと診てもらえないと言い出す。いやいや、旅行だから緊急外来とかに行きたいと伝えるとその日は日曜日だったため、かなり数は限られるし、正直それ位の症状なら明日まで待ったほうがいいと説得されました。いやいやいや!どう見ても顔の大きさが違うし、おたふくなんじゃないかと友人は心配し、正直日本人同士でプチパニック。とにかくどこでもいいから今日見てくれる所を探してくださいと伝え、なんとか場所の住所をもらい、いざ地下鉄へ乗り込みましたが、海外初心者の私にはいばらの病院への道のりでした。

というのも、地下鉄なら一本だからというホテル側の助言のもと、コスト面、到着時間の早さで地下鉄を選んだのですが、ホテル側が最寄りの駅名を間違えていました。日本でいうところの東と西の違いです。探せど探せどそんな住所はなく、途方にくれる私にある警備員のおじさんがものすごく欧米なノリでどーしたー?と話しかけてきてくれました。

この状況でなければあまり反応しないであろうシャイな私ですが、もうヘルプミー!と助けを求めて住所の紙を見せ、どうしても病院に行きたい!Look!! Look!!! とパンパンに腫れ上がった耳下腺を見せました。オーマイガー!と本場の一言をいただき、驚いた男性は病院に電話してくれて、尚且つ、地下鉄まで一緒ついて来てくれました。(今思えばあれ?警備員の仕事はいいのか?とも思うのですが)そして東と西の駅を間違えたんだよ、次はここで降りてと優しく教えてくれてハグをしてさよならをしました。(優しさに涙です)

その後はすぐに病院を見つけられて、原因もピアスのつけすぎによる軽い耳下腺炎でした。薬を飲んだら次の日には嘘みたいに普通の顔に。トラベル英語レベルの私にもわかるような分かりやすい英語で説明してくれたお医者さんにも感謝ですが、通りすがりの私を助けてくれた警備員のおじさんに何よりお礼が言いたいです。無事に保険も全額保証され、人の優しさを噛み締めた旅行となりました。

こちらもチェック!人気コンテンツ!