今から10年ほど前のお話なのですが、当時僕の付き合っていた彼女がアメリカのワシントンに語学留学していました。

20歳そこそこの僕はやっぱりまだ若く、彼女に会えない2年という期間はどうしても長くて、英語もろくに話せなかったのですが、一大決心をして一人で会いに行く事にしました。

とりあえず、一ヶ月ほど前から簡単な英会話の本を買い、付属のCDを聞きながら練習の毎日。

なんとか海外ドラマのセリフの内容も何となくつかめるようになり、いざワシントンへ!

初めての海外旅行だったのですが、お金を安くしようと直行便ではなく格安の乗り継ぎ便にしてしまったので、何度も乗り換えのターミナルを確認しては隣の日本人の女性に相談をし、なんとか乗り継ぎのワシントンまで到着。

彼女と無事に会う事が出来、2週間程度のアメリカを満喫しました。

たった一ヶ月程度の急ごしらえの英会話でしたが、困ったときは身振り手振りで説明し、こちらが困っていると簡単な英語でどこのお店の店員さんも対応してくれ、なんとか一人で買い物や映画まで楽しめてしまいました。

ステイ先が田舎町だったという事もあると思うのです、出会うひとみんなが「細かい事は気にすんな!俺たちみんな兄弟だ!」という、大きい心の人達でした。

そして、帰国の日。

彼女のホームステイ先のホストファミリーの方に車で彼女と一緒に空港まで送ってもらい、みなさんとお別れのときを迎えました。

アメリカ人の方々はなんと言うか、『スゴく温かいけどドライな人が多い』という印象なのですが、この時もたった2週間しか一緒にいなかった僕のためホストファミリーの方は彼女と一緒に涙を流しながら「またね!絶対また来てね!!」と何度も握手をしてくれたのですが、僕と彼女がその後もう少しだけ別れを名残惜しんでいると、

「ねぇ、スーパーで卵買いたいから早く帰ろ」と一瞬でドライに(笑)

そのドライさにビックリして、足早に別れを済ませゲートに向かいました。

あのアメリカ人特有の「暖かさ」に、日本人特有の「人情」みたいなモノが合わさったら、きっと素敵なんだろうなぁ。と思った20歳のアメリカ旅行でした。

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