数年前ウィーンに行ったとき、メルクという街へ出かけました。ここはメルクというそれは美しい修道院が有名なところです。語学が得意でない私は、片言の旅行 英語と身振り手振り、行先の街を地図で見せて国鉄のチケットを買いました。ドイツ語圏で、しかも英語さえも微妙な状態。人間、いざとなれば何とかなるものです。

必要ならば、やりたいことがあれば、知っている少しの英語と、ボディランゲージ、そして笑顔で会話する術が身につきます。ウィーンからメルクまでは電車で一時間半くらいです。ドイツ語が分からず喫煙席に座って臭い思いもしましたが、向かえの席にいた気のいいおじさんが話しかけてくれて、楽しい時間をすごしました。メルクの街につき駅を出るとすぐの高台に修道院が見えるので早速行ってみることに、、。ドイツ語以外にフランス語、英語やイタリア語などさまざまな言葉でのガイドツアーがありましたが、残念ながら日本語はなくどうしようかと迷っていると、イタリア人だという若い女性が声をかけてくれて、一緒にガイドツアーに参加しようというのです。

イタリア語はわからないとなんとか伝えましたが、いいからいいから一緒にということで従うことにしました。幸運なことに彼女は日本に留学経験があり、少しだけ日本語が話せたのです。おかげで通訳というほどでもありませんが、一緒に修道院を見て回ることができました。

高台にあるので景色が素晴らしくてとても感動しました。メルクの街は、おそらく何百年前もほとんど変わらなかったと思うほど古くて可愛い素朴な街でおとぎの国に来たような錯覚になります。時間がゆっくり過ぎているので、私も一人でイタリア人の彼女に勧められたカフェでのんびりしたり、中世の街でお土産を選んだりノスタルジックな気分にひたりました。一人だと本当に感激した瞬間に喜びを分かち合えないのが難ですが、出会いがあると感動を共有することがてき楽しいです。

メルクの街を思い出す時、街並みと共に親切にしてくれた彼女を思いだします。一人旅は多少のリスクはあるものの、自分の感性やペースを大切にでき、出会いが楽しめるので、これからもいろいろなところに出かけたいです。

こちらもチェック!人気コンテンツ!