海外旅行で病気になったら…知っておくべき海外事情

[char no=”3″ char=”worldtraveler(英検準1級・TOEIC875点)”]楽しい海外旅行!何事もなく過ごせるのが一番ですが、万が一病気になってしまったら…ということは、事前に少し考えておいたほうがよいでしょう。特に、海外の医療システムは日本と違う場合があるので要注意です。

特に、環境が変わると、体調も変化しやすいので、普段何もなく元気な人も海外へ行ったら体調を崩してしまうこともあります。行って、病気になってから「知らなかった…」とならないように、万が一の病気の時の対応や、海外事情を知っておきましょう。
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海外へ行く前の準備

海外旅行へ行く前には3つの準備をする必要があります。順番に内容を確認しましょう。

その国の医療事情を調べておく

医療制度は国によって違います。救急車も有料だったり、入院に高額の費用がかかったりすることもあります。また、ホームドクター制度を採用していて、普通に病院に行っても見てもらえない場合などもあります。それらを、詳しく調べる必要はないですが、ガイドブックやインターネットでちょっと調べておくだけで違います。何かあった時に対処できるように、調べておきましょう。

海外旅行に慣れたころに、中国へ行ったのですが全く調べずに行ってしまいました。行った先で、必要な予防接種を受けていないことがわかり、現地で予防接種をうけることになりました。知らない国で、設備が整っていない中での予防接種はかなり不安でした。これも、きちんと調べていれば起きなかったことですよね。皆さんは注意してくださいね。

海外旅行保険に加入する

短い滞在でも、必ず加入しておきましょう。海外では、ちょっとした手術で数百万円かかる場合があります。一部日本の健康保険も適用されますが、適用されない部分がかなりあります。

常備薬を用意して持って行く

海外では薬の量や質などが違う場合があるので常備薬を準備しましょう。具合が悪い時に海外で薬を調達するのも大変なので、使い慣れた常備薬があると便利です。持病がある人は、お医者さんに事前に相談し、病気の英語名や、薬の英語名、注意事項を確認しておきましょう。

海外では医療費が高額になる場合がある

海外で病気になった場合について、知っておいてほしいことがあります。海外では医療費がものすごく高い国があるということです。日本は、国民の多くが保険に加入しています。最近は少しずつ自己負担が増えていますが、それでも病院で払う額は少ないです。なので、病院は気軽に行けるものと思っている人も多いです。

しかし、アメリカなど一部海外では、医療費がかなり高額で、病気になったことで自己破産してしまう人がいるほどです。盲腸などは、だれもがいつでもかかる可能性のある病気ですが、その手術も何百万円もします。手術にいたらなくても、救急車も有料です。それも万単位でお金がかかります。

ただでさえ海外で病気になったら不安なのに、お金の心配もしなければならないとなるとさらに不安ですよね。しかも、病気のこととなるとお金を払わない、治療を受けないというわけにはいきません。日本に帰ってきて治療が間にあう場合はいいのですが、そうでない場合もありますよね。この医療費の問題は、海外旅行保険にきちんと加入していれば大丈夫です。海外旅行保険は、割高に感じるかもしれませんが、安心のためのお金と思って、加入しておきましょう。

海外で病気になったら

海外で万が一病気になったらどう対応したら良いのでしょうか?

常備薬を飲んで安静にする

海外では食べ物の違いや、クーラーなど室内温度の設定の違いなどで体調を崩してしまう人もいます。もし、体調を崩してしまったら、無理に観光を続けず、常備薬を飲んでホテルで安静にしましょう。

もし、薬を飲んでも収まらないくらい体調が悪ければ、病院へ行くことになります。ツアーで行っている場合は、まずガイドさんに相談しましょう。個人の旅行の場合は、加入している海外旅行保険の窓口に電話して相談すると、病院を紹介してくれます。その他、ホテルで紹介してもらうこともできますが、日本大使館や総領事館が近くにある観光地であれば、相談すれば日本語通訳がいる病院を紹介してくれます。

日本語通訳がいる病院へ

できれば日本語通訳がいる病院に行くか、通訳ができる人に一緒に病院まで行ってもらいましょう。多少話せる人も、病気のこととなると、専門用語がたくさんでてきますし、具合が悪いときちんと話せない可能性があります。通訳ができなくても、ホストファミリーなど現地でお世話をしてくれている人がいる場合は、一緒に行ってもらいましょう。そういう人がいれば、丁寧にゆっくり必要な説明をしてくれますし、先生の説明を聞いておいてあとからゆっくり説明してもらうこともできます。

病院へは、パスポートと、海外旅行保険の書類を持って行きます。海外旅行保険に入っていれば、病院でお金を払わずに後ほど保険会社が支払ってくる場合が一般的です。

病気の症状を伝えられるようにしておく

万が一病気になった時のために、症状の英語表現の一覧を用意しておきましょう。インターネットサイトでもまとめたページがあるのでプリントアウトするか、ガイドブックや旅行 英語の本で病気の症状についてまとめているものがあればそれをコピーしておくと便利です。日本語通訳がいなかった場合に、簡単な症状だけでも伝えられるように準備しておきましょう。もし、通訳がいない状態で病院へ行くなら、時間があれば症状を紙に書いてまとめておくとスムーズに伝えることができます。また、電子辞書を一緒に持って行くと、その場でわからない単語を調べられるので便利です。

まとめ

海外旅行は、環境が変わるために体調を崩してしまう人も少なからずいます。海外では医療費が高額になる場合があるので、海外旅行保険を必ずかけて行きましょう。また、多少の症状であれば薬を飲んで安静にしていれば収まる場合もあるので、常備薬を日本から持って行きましょう。医療制度は、国によって本当に様々で、ここで全ての情報を網羅することはできません。事前にガイドブックなどで確認しておくことをおすすめします。何も起きないことが一番ですが、万が一のために準備しておくと安心して旅行を楽しめますね。

海外旅行中の病気に関するその他Q&A

現地で食事をした後、お腹の調子が悪くなったので病院へ行こうと思いますが、重病ではない感じがします。その場合でも保険対象になりますか?

現地滞在中に体調不良になり、受診するのであれば保険の対象です。軽いけがや軽い病気でももちろん、対象です。そのような時のための保険ですし我慢せず、重篤になるまえに病院へ行くことをおすすめします。

日本でかかっていた病気に関連するものであれば支払われない可能性もあります。

心配でしたら、受診する前に保険会社に電話で確認しましょう。保険で支払われるかの確認だけでなく、日本語が通じる病院や、キャッシュレス治療、通訳などの案内もしてくれます。

簡単な病気の症状を伝える英語表現を教えてください。

海外で病院へ行く場合、旅行保険の保険会社が提供する通訳サービスや、日本語が通じる日系クリニックを利用するのがおすすめです。特に大都市や、観光で人気の都市は日系クリニックがあることが多いです。

小さな街に行く場合や、緊急で病院へ行った場合など、日本語が通じない病院を受診することになる場合もあります。その場合は、最低限の症状を英語で伝えられるとスムーズです。

「症状」は英語で「symptom」です。基本的な症状を伝える英語を確認しましょう。

●痛み

病気や怪我の症状で多いのが痛みですよね。「痛み」を伝える基本表現は「pain」と「ache」の2種類です。発音は「ペイン」と「エイク」です。

「pain」は鋭い痛みのことで、切り傷など怪我をした時の痛みに多く使います。また、鋭い痛みであれば、身体の内部の痛みに使う場合もあります。

「腹痛」「腰痛」など「pain」ほど鋭くない、鈍く慢性的に続く痛みに使うのが「ache」です。「stomachache」(腹痛)のように、身体の部位+acheがセットになった表現があります。「stomachache」以外の表現は下記となります。

・「頭痛」:headache
・「腰痛」:backache
・「歯の痛み」:toothache

この他に外的な要因で「痛み」が出た場合に使う「hurt」(動詞)など様々な表現がありますが、緊急時の表現としては上記の2つを覚えればOKです。

【例文】
日本語:頭痛がします。
英語:I have a headache.
※腹痛の場合は「headache」の代わりに「stomachache」と言えばOKです。

日本語:肩に痛みがあります。
英語:I have a pain in the shoulder.
※「in」の後の部位を変えて、様々な部位の痛みを伝えることができます。

●その他の症状

「痛み」以外の症状に使えるフレーズを紹介します。

日本語:風邪をひきました。
英語:I have a cold.
※「I’ve got a cold.」でもOKです。

日本語:熱があります。
英語:I have a fever.
※「微熱」は「low fever」です。

「I have ~.」は症状を伝えるのにとても便利な表現です。「熱」以外にも様々な症状に使えます。

日本語:咳がでています。
英語:I have a cough.

日本語:鼻水が出ています。
英語:I have a runny nose.
※「鼻が詰まっている」は「My nose is stuffed up.」です。

日本語:喉が痛いです。
英語:I have a sore throat.
※喉の痛みは「pain」や「ache」ではなく、「sore」を使います。

日本語:下痢しています。
英語:I have diarrhea.

日本語:便秘です。
英語:I have constipation.

日本語:吐き気がします。
英語:I have nausea.

日本語:食欲がありません。
英語:I have no appetite.

日本語:生理痛です。
英語:I have cramps.

日本語:アレルギーです。
英語:I have a allergy.
※「~のアレルギーです」は「I’m allergic to ~.」です。花粉症は「hay fever」です。

「nausea」「diarrhea」など「a」がつかないものもあります。ただ、病院で緊急時に「a」をつけて言ってしまったからといって通じないということはありません。

「have」を使わない、症状を伝える表現も見ておきましょう。

日本語:めまいがします。
英語:I feel dizzy.

日本語:気分がよくありません。
英語:I’m not feeling well.

日本語:嘔吐しました
英語:I threw up.
※「嘔吐した」は過去に起こったことなので、「throw」の過去形の「threw」を使います。

日本語:腕を骨折しました。
英語:I broke my arm.

ここでは、とても良く使う一般的な症状をまとめました。病気の症状を伝える時のコツは、あまりたくさんの単語を使わないことです。シンプルに、最低限の簡単な単語ではっきり言うと伝わりやすいです。

海外旅行で万が一、病院へ行くことになった時のために、この部分をプリントアウトするかお気に入りに登録して、現地でいつでも見られるようにしておくと便利です。

海外旅行中に犬に噛まれると狂犬病にかかる可能性がありますか?万が一、噛まれた場合の対処法はありますか?

日本ではワクチンなどの効果で撲滅された狂犬病ですが、海外ではまだ狂犬病が発生する国があります。

先進国では起こりにくい病気ですが、アジア、アフリカ、中南米では、今でも多くの人が死亡しています。日本人がよく行く、バリなども狂犬病が発生している地域で、中国やインドなども多いです。アジア、アフリカ、中南米に行く場合は、その地域が狂犬病が発生しやすい地域か、事前に調べて行きましょう。

狂犬病は発症してしまうと、ほぼ100%死亡するという恐ろしい病気ですが、発症前であれば治療が可能です。

狂犬病が発生している地域では、まず犬にかまれないように注意することが大切です。可愛いと思っても、近づかないこと、顔の前に手をださないことが大切です。

注意していても、噛まれてしまった場合は以下の対処方法があるようです。医師監修の記事に書かれている対処法をご紹介します。

海外で犬にかまれた場合は、すぐに石けんと流水で傷口を15分以上洗い消毒します。その後止血はなるべくせず、口で毒を吸い出すこともしないでください。そしてできるだけ早く現地の大きな病院を受診しましょう。

狂犬病は感染後でも発症前であれば治療が可能です。病院では、まず抗狂犬病免疫グロブリン(RIG)を注射します。これには即効性のウイルス体内拡散防止効果があるとされています。同時に狂犬病予防ワクチンの接種を行い、長期間のウイルス体内拡散を防止します。(これを「暴露後ワクチン接種」と言います)

そして、破傷風ワクチンや抗生剤を使った傷口の手当てを行います。

万が一、犬に噛まれた場合、すぐに対処することが大切です。傷口をしっかりあらって、すぐに病院へ行きましょう。

海外旅行中に起こりやすい病気を教えてください。その予防法も教えてください。

海外に限らずですが旅行中に起こりやすい病気は風邪と下痢です。

風邪は気候の違いや無理なスケジュールからくる疲れで起きやすいです。特に、到着後すぐは体調の変化が起こりやすいので、風邪をひきやすい方などは無理なスケジュールで動かないようにしましょう。

また、海外は室内の空調の設定温度が日本と違うことが多いです。外は暑いのに、室内は寒いくらい冷房がかかっていることも多いです。気温差に対応できるように、暑い地域へ行く時も羽織るものを用意して行きましょう。

万が一風邪になったら、無理をせず休むようにしましょう。ツアーなど団体行動で休むことが難しい場合も、できる限り休憩時間を多くとるなど休みを入れるように工夫しましょう

下痢は現地の水や料理が原因で起こることが多いです。生水はできるだけ飲まないようにして、先進国以外では生の物はできるだけ控えましょう。

身体の抵抗力が弱い人は、注意していてもなってしまう場合があります。日本から、普段使っている胃腸薬や下痢止めなどを持って行きましょう。市販の薬が効かないようだったら、病院へ行ってみてもらいましょう。

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参照|海外旅行英語習得に最適な勉強方法とは?

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