海外旅行に持って行く薬は?何がどれくらい必要?

海外旅行へ行く時に、迷うのが持って行く荷物だと思います。あまり増やしたくないけれど、必要なものは持っていかなければ!と思って迷いますよね。その中でも、薬は、絶対使うわけではないけれど、万が一のことを考えると必要です。

でも、どんな薬が必要なのか、海外旅行に慣れていないと迷いますよね。そこで、留学や旅行など海外にたくさん行った経験から、これだけは必要!と思う薬を解説したいと思います。

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そもそも薬は必要なの?外国の薬じゃダメ?

そもそも、日本から薬を持って行かなくても、海外にも同じような薬があるんじゃないか?と思う人もいるかもしれません。わざわざ、使わないかもしれない薬を持って行く必要があるのか?と思う気持ちもわかります。しかし、薬は日本から持っていくことをおすすめします。

なぜかというと、国によって薬の品質や、量、効き目など違いがあるからです。例えば、私はアメリカで生活していたことがあるのですが、アメリカ人は体格が大きいですし、日本人ほど繊細な感覚を持っていません。何でもアメリカのものは量が大きくて、香りも効果もきついものが多いのですが、薬も同じでした。何度か、常備薬ではすまないような事態があったので、病院で薬を処方してもらったのですが、その効果の強さに驚きました。

もちろん、すぐ早く治るということはありがたいのですが、薬ですから強いと副作用も気になります。滞在1年目に、その効き目を体感したので、現地の薬はなるべく飲まないか、少し量を抑え目にするなど工夫をしました。これは、アメリカの例ですが、その他にも途上国などは、薬の質が良くない可能性もあるので、日本の薬があると安心です。

もうひとつ薬を持って行ったほうがいい理由があります。それは、具合が悪くなった時に、慣れない海外で薬を買いに行ったり、病院へいったりすることが結構大変だということです。海外旅行 英語が多少話せても、症状を伝える言葉や、薬、医学的な用語などはかなり難しいです。しかも、具合が悪いので普段よりさらに、コミュニケーションが難しくなります。薬局に行って、ちゃんと自分の症状を伝えられるかも心配ですよね。ちょっとした風邪、胃薬が必要な場合であれば、手元に薬があったほうが安心です。もちろん、重病の場合は病院へ行った方が良いですが。

どんな薬が必要なの?

薬を持って行く場合、どんな薬がどれくらい必要でしょうか?まずは、最低限、あったほうがよい薬を確認しましょう。

風邪薬

必ずあったほうがいい常備薬です。いつも使っている、慣れているものがあれば、それを持って行きましょう。量は、行く期間にもよりますが1ヶ月以内の旅行であれば、1週間分もあればよいと思います。風邪をひきやすい人や、1週間以内の短い旅行の人は、多少量を調節して持って行きましょう。咳止めは、普段風邪をひいたときに必要な人は持って行くとよいかもしれません。必ずしも必要ではないと思います。

胃腸薬・整腸薬・下痢止め

海外へ行くと、食が変わることと、水が変わることでお腹を壊す人が結構います。そのため胃腸薬、整腸薬、下痢止めなどはある程度用意しておく必要があります。胃腸薬は、水なしで飲めるタイプもあるので、あると便利です。あと、お腹を壊した時には正露丸はやっぱり強いので、糖衣タイプの臭いが気にならない物を持って行くのがおすすめです。量は、期間にもよりますが、もしもの時に使える量があれば十分です。胃腸が弱い人は多めに持って行きましょう。

解熱・鎮痛剤

頭痛や、発熱などの時に使える解熱・鎮痛剤も、少し持って行くのがおすすめです。バファリン、ナロンエース、セデスなどです。一般的な量は、小さな箱で売っている分1箱あれば通常は十分かと思います。これも、ご自身の普段の体調や期間に応じて多少量を調整しましょう。海外は、アスピリンを処方してくれることが多いですが、アレルギーがある人もいるので注意です。また、アスピリンは血行が良くなるので、怪我をした時に血が止まりにくいというデメリットもあるので注意が必要です。

酔い止め

海外では乗り物も日本と違って、揺れが激しい場合もあるので、普段乗り物に酔わない人も寄ってしまう可能性があります。そのため、酔い止めを準備しておくと便利です。これも、乗り物に乗る回数などを考慮して、少し持って行きましょう。

その他の薬

その他に、目薬、うがい薬、トローチ、便秘薬、虫さされの薬、かゆみ止めの薬などがありますが、これらはそれぞれの普段の状況等をみて必要に応じて持って行くとよいでしょう。もちろん、あると安心なのですが、あまりたくさん持って行っても大変なので普段あまり使わないようでしたら、現地でも使わない可能性が多いです。

お医者さんから処方されている薬

現在、日本でお医者さんから処方されている薬がある人もいると思います。その場合は、お医者さんか薬剤師さんにお願いして英語名を調べておきましょう。また、どのような薬か、簡単に英語で説明できるとなおよいです。現地で病院へ行った場合に、飲み合わせがよくない薬などもあるので、薬の名前がわかっていたほうが安心です。持病がある人が、海外へ行く場合は事前にお医者さんに相談して、注意事項を聞いておいたほうが安心です。特に飛行機は気圧の変化や、エコノミー症候群など病気によってはあまりいい影響を与えない場合もあります。その場合の対処法などを知っておくと安心ですよね。

薬の持って行き方

薬は、箱ごと持って行くとかさばります。できればジッパーがついた小さな袋に薬ごとに説明書と一緒に入れて、それをもうひとつ大きめの袋に入れておくと、小さくまとまります。説明書がないと、飲み方がわからないので、説明書は必ず持って行きましょう。

まとめ

薬は、念のためと思って持っていて使わないことがほとんどです。使わなかったら、無事過ごせたということなので良しとしましょう。ほとんどの海外の観光地では、必要な薬が買えます。だから、無かったからといって途方に暮れるほどのことではありません。でも、具合が悪くなった時に、用意してあるとすごく助かった気持ちになります。薬は、袋にまとめると、量持って行ってもそれほどかさばらないので、最低限の物は用意して行きましょう。

海外旅行での薬に関するその他Q&A

海外旅行に行くのですが、持病があり薬を持って行く必要があります。毎日服用するものなので、航空機の機内に手荷物に入れて持ち込みたいのですが大丈夫でしょうか?持ち込む場合の注意点を教えてください。

1ヶ月までの適正な使用量であれば、機内への持ち込み制限はありません。

預け荷物も含めて、それ以上になる場合は、飛行機ではなく出入国審査で引っ掛かってしまう可能性があります。1ヶ月以上の長期滞在で、薬が多め処方箋のコピーや英文や現地語で書かれた医師の証明書が必要になる場合があります。入国審査時の薬の制限については、後ほど別の質問で詳しく解説します。

液体は機内への持ち込み制限量がありますが、薬の場合適用外です。化粧品などの液体の制限量とは別で、薬を持ち込むことができます。ぜんそくなどで必要な吸入薬やボンベも機内へ持ち込むことができます。

インシュリン注射などの注射剤は、本来であれば危険物になりますが、必要な分機内に持ち込むことができます。ただし、注射やボンベなどを持ち込む場合は医師の証明書が必要です。外国でも通じるように英語の証明書を作成してもらいましょう。必要な分が具体的にどれくらいなのかなど、疑問がある場合は事前に航空会社に確認すると確実です。

薬を手荷物に入れる時は、わかりやすいように、ジップロックなど透明な袋にまとめて入れておきましょう。検査場で取り出して中身を見せてくださいといわれることもあるので、まとめて見やすい袋に入れておくとスムーズです。検査官にわかりやすいように処方箋や薬の説明書きのコピーと、処方箋の英訳があるとよいでしょう。

処方箋の英語訳は、薬局で「海外旅行に行くので出してほしい」といえば無料でもらえることがほとんどです。これもあわせて入れておくと、外国に到着後の税関や、乗り換えの保安検査の手続きがスムーズです。

出国時の保安検査場では、手荷物に薬があることを事前に伝えるとスムーズです。

大量でかさばるのでなければ、粉薬や錠剤など持ち込み制限に関係ないものは手荷物に入れて機内に持ち込むことをおすすめします。海外では、預けた手荷物が紛失する事件が日本よりも多いです。特に、無くなってしまったら健康上かなり問題がある場合は、自分で現地まで持って行ったほうが安心です。

ただし、手荷物も紛失の可能性がないわけではないので、予備を預け荷物に入れるか、同行するご家族に持って行ってもらうなどリスクを分散するようにしましょう。

海外の手荷物検査や税関で手持ちの薬について聞かれた場合は英語でなんといえば良いでしょうか?税関等で使える薬の英語表現を教えてください。

病気の薬はどうしても必要なものですが、海外へ持って行くのは不安を感じてしまう方も多いのではないでしょうか。税関などで聞かれた場合も、きちんと答えれば問題ありません。

「薬」は、英語で「medicine」です。「ドラッグストア」の語源となる「drug」も、元々は「薬」という意味ですが、最近は日本で言う「ドラッグ」のように中毒性がある「薬物」という意味合いが強くなっているため「medicine」を使います。

英語で薬を説明する時は下記のフレーズが使えます。

日本語:これは~の(ための)薬です。
英語:This is the medicine for ~.

※「処方された薬」と伝えたい場合は、「medicine」を「prescribed medicine」とすればOKです。

「~」の部分には、「cold(風邪)」など病名や症状名を入れます。

・一般的に多い病気や症状の英語名

・「咳」:cough
・「鼻水」:snot, runny nose
・「腰痛」:lower back pain
・「便秘」:constipation
・「喘息」:asthma
・「痛風」:gout
・「水虫」:athlete’s foot
・「リウマチ」:rheumatism
・「痔」:hemorrhoids
・「不眠症」:insomnia
・「更年期障害」:menopause
・「糖尿病」:diabetes
・「がん」:cancer
・「動脈硬化」:atherosclerosis
・「不整脈」:arrhythmia
・「高血圧」:high blood pressure, hypertension
・「低血圧」:low blood pressure, hypotension
・「血栓」:thrombus
・「胃潰瘍」:peptic ulcer

・薬の種類

「処方薬」「錠剤」など薬のすりの種類や効能など「薬」に関する英語表現をまとめました。
・「処方薬」:prescribed medicine
・「錠剤」:tablet
・「丸剤」:pill
・「粉薬」:powdered medicine
・「液剤」:liquid medicine
・「カプセル」:capsule
・「座薬」:suppository
・「注射」:injection
・「湿布」:compress
・「トローチ」:lozenge
・「内服薬」:internal medicine
・「外用薬」「塗り薬」:application medicine
・「漢方薬」:Chinese medicine, herbal medicine
・「抗ウイルス剤」:antiviral

病名など薬に関する英語表現は、難しい専門用語も多いので可能であれば英語の説明書を薬局でもらっておきましょう。

ここで紹介した英語は、最低限「どんな薬を持っているか」を伝える表現です。さらに聞かれた時に、わからない場合は曖昧な返事をしないことが大切です。

難しい表現も多いので、相手が行っていることがわからない場合は、無理せず「英語がわかりません」と伝えましょう。持っていない薬を「持っている」とうっかり答えてトラブルになるよりいいです。曖昧な返事はしないのが鉄則です。

海外の旅行先によっては、持ち込みが禁止されている薬がある場合もありますか?もし、ある場合どのように調べればよいでしょうか?

一般的には、処方薬は1ヶ月、市販の薬は2ケ月分の持ち込みが可能です。

国によって持ちこめる薬の種類は違います。日本では認可されている薬でも、海外では違法なものもあります。特に、最近アメリカなどでは、持ち込みを強化されているので注意が必要です。

日本で睡眠薬として使われるフルニトラゼパムは、アメリカに持ち込むことができません。市販の薬でも、海外で禁止されている成分が含まれていることもあるので、要注意です。また、医療麻薬などは、地方厚生局長の許可と麻薬携帯輸出許可書、輸入許可書が必要になります。

持ち込みが禁止されている薬については、旅行先の国の在日大使館などで確認しましょう。インターネットなどで調べても、法律が変わっていることもあるので、大使館に確認するのが一番確実です。

海外旅行中に持病の薬を紛失した場合現地で処方してもらえますか?

基本的には症状を伝えれば処方してもらえます。

ただし、海外の場合全く同じ薬が手に入らない場合が多いです。また、処方される量も日本と違うことがあるので要注意です。

さらに、日本で既にかかっている病気の場合、海外旅行保険は使えませんので病院の受診料と薬代が自己負担になる可能性が高いです。

紛失しないように、しっかり管理しましょう。

海外旅行中に病気になり病院へ行った場合に、現在飲んでいる薬があることを現地の病院でどのように伝えたらいいですか?

現地で怪我や病気になってしまって病院に行った場合に、服用中の薬がある場合は必ず現地の医師に伝えましょう。

現地で、簡単な英語で伝える為に、現在服用している薬の英語の説明書きがあると便利です。他の質問でも回答しましたが、英語の説明書きは薬局で薬を処方してもらう時に「海外旅行に行く予定なので英語の説明書きを出してほしい」と言えば無料でもらえることがほとんどです。万が一の為に用意しておきましょう。

「薬を服用している」は英語で「I take medicine.」です。英語の説明文を出して「I take this medicine.」(この薬を服用しています。)と言えば通じます。

「I take this medicine for asthma.」(喘息のためにこの薬を服用しています。)など病名をつけるとさらにわかりやすいです。病名は文の最後に「for」のあとにつけます。

海外旅行保険に加入している場合は、保険会社に連絡すれば電話で通訳をしてくれることがあります。薬のことや症状のことは、間違って伝わると危険なので、使えるのであれば通訳を使いましょう。

また、大都市には日本語が伝わる日系のクリニックもあります。保険会社か日本大使館に連絡すれば紹介してくれるので、可能であれば日系のクリニックを受診すると日本人の身体(必要な薬の量など)にも詳しいので安心です。

参照|海外旅行英語習得に最適な勉強方法とは?

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