格安航空会社の海外旅行・なぜ安いの?メリットやデメリットを徹底解説!

格安航空会社(LCC)が日本にも多く就航して、安く海外旅行へ行ける時代になりました。格安航空会社のチケットを利用すれば、10万円以下でも海外旅行に行けちゃいます。

格安航空会社はなぜ安いんだろう?と疑問に思っていませんか?そんな疑問や、格安航空会社の航空券で海外旅行へ行くメリットとデメリットや注意点など徹底解説します!

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格安航空会社(LCC)はなぜ安いの?

格安航空会社の航空券本当に安いですよね。セールでは1万円以下で海外へ行けてしまう航空券もあり、驚く人も少なくないはず!でも、そんなに安いと、なんだか怪しいと疑ってしまいますよね。なぜ、格安航空会社はこんなに安く航空券を提供できるのでしょうか?

コストを徹底的にカットする

格安航空会社は、レガシーキャリア(通常の航空会社)に比べコストを徹底的にカットしています。レガシーキャリアのスタッフは専門の業務以外は行いませんが、格安航空会社は、整備士が地上職員の業務を一部補助したり、少ない人数で業務をこなせるように工夫しています。パイロットやフライトアテンダントの養成も、自社ですべてを行わずに、他社経験者を中途採用することで、その費用もカットしています。飛行機の使用機種も統一することで、パイロットや整備士の研修、養成の費用を抑えるなど、様々なコストカットの工夫がされています。

機内設備の簡素化と座席数を増やす

格安航空会社の飛行機の機内設備は簡素化されています。レガシーキャリアである、テレビやラジオがついていなかったり、座席が安い素材を使っていたりしています。テレビモニターなどをつけた場合、初期費用だけでなく、点検、補修に費用が必要になりますが、その部分をコストカットしています。

機内の座席数も増やして同じ飛行機でも、できるだけ多くの人が乗れるように工夫しています。座席数が多いため、前の座席との距離が短く狭いです。それでも安く海外旅行に行きたい人にとってはそれで航空券の価格が下がるならありがたい工夫ですよね。

サービスを簡素化する

格安航空会社はサービスも最低限にしています。レガシーキャリアでは、ドリンクや機内食が無料でサーブされますが、格安航空会社ではこれを廃止しコストカットしています。配膳が不要なので、その分、乗務員の数も減らすことができます。また、ドリンクや食事を有料にすることで、新たな収入源を確保しています。枕や、毛布の貸出も有料が多く、有料だと利用者が少なくなるので、常時確保する備品の数を少なくするこができます。機内サービスだけでなく、預け手荷物も有料です。荷物の量が少なくなれば、燃料費を安く抑えることができます。

飛行機の稼働時間を増やす

格安航空会社では、1台の飛行機をできるだけ多くの時間稼働させるような工夫をしています。レガシーキャリアでは、飛行機の出発時間の遅れが出ないように、整備の時間等かなり余裕を見て運航しています。もちろん、その時間は飛行機は稼働できないので、収入が発生しなくなってしまいます。格安航空会社は、業務の効率化を図り、その余裕を見ている時間を限界まで短くして、飛行機でできるだけ多く稼働させるような工夫をしています。格安航空会社の遅延が起きやすいのはこのためです。

窓口業務を削減

格安航空会社は、ほとんどの手続きをネットで行うように工夫されています。空港に窓口は開設されていますが、常時開設するのではなく、飛行機が運航する前の決まった時間だけに開設するなど、人件費がかからないような工夫をしています。

格安航空会社のメリット

格安航空会社のメリットは何といってもその安さです。レガシーキャリアの1/3以下で購入できることも少なくありません。またセールを利用するとさらに安く、1万円以下で海外に行けてしまうこともあります。また、格安航空会社は片道ずつ航空券を購入しても、往復で航空券を購入しても、代金が変わらないことが多いのもメリットです。そのため、レガシーキャリアであるような、滞在日数による金額の変動がなく自由に旅行の日程を組むことができます。往復しなくても安いので、1カ国へ飛んで、そこから違う国へ行き遊んでから、そのまま日本へ帰るというようなルートの設定も自由です。格安航空会社は、稼働数を上げることで価格を安くしているので、1日の就航数も比較的多いのもメリットです。

格安航空会社のデメリット

格安航空会社は安い分、デメリットももちろんあります。

有料のサービスが多い

格安航空会社は安い分デメリットもあります。なぜ安いか?の部分でも説明しましたが、徹底したコストカットをしているので、レガシーキャリアで通常無料のサービスが、開く安航空会社では有料です。ドリンクや機内食、毛布、機内での映画や、預け荷物まで有料のオプションであることがほとんどです。海外旅行の場合、預ける手荷物を持って行く場合がほとんどだと思うので、その料金も事前に調べて、航空券の代金としてカウントしておく必要があります。

キャンセルや、遅延が多い

格安航空会社は、効率的に運航するために初めからきつめのスケジュールで就航時間が決まっています。トラブルなどでその時間に間に合わなくなってしまう場合があります。間にあわなかった場合、次の便以降に余裕を持たせていないので、その日、終日遅れが発生ししまいます。このため、格安会社は遅延がとても多く発生しています。

また、余分な燃料を積まずに飛行しているので、悪天候の場合、上空で待機できる時間が限られています。そのため、レガシーキャリアであれば1時間程度様子を見て、着陸を試みるのに対し、格安航空会社は比較的早い段階で、別の空港へ降りる判断をします。同じ理由で、事前キャンセルも多く発生します。

キャンセルや遅延が起きても、レガシーキャリアのように、他社を含めた代替便の用意や、宿泊費の補償など補償が行われないケースがほとんどなので、この点に関しても注意が必要です。

席が狭く、指定ができない場合も

格安航空会社は、コストカットの面から席が狭いです。また、座席指定が有料の会社もあります。1人の旅ならいいのですが、2人で旅行する時に、同時にチェックインしても、2人隣同士にならないということもあるので、この点はデメリットといえるでしょう。

まとめ

格安航空会社は海外旅行へ行く時に、お得で便利です。安い価格で、航空券を提供するために、様々なコストカットや工夫がされています。海外に安く、気軽に行きたい!という人にはとてもありがたいのですが、安い分デメリットもたくさんあります。特に、キャンセルや、遅延、そしてそれらが起こった場合の処理は基本、購入者の自己責任で行う必要があります。ANAやJALなどのレガシーキャリアのような、丁寧な対応はしてもらえないのでその点は要注意です。飛行機が遅れては困る場合は、レガシーキャリアを使うなど、使い分けて使うことがおすすめです。

格安航空会社での海外旅行に関するその他Q&A

LCCを使って海外旅行へ行こうと思っています。LCCの航空券は安いですが、その中でもさらに安い航空券を探す方法はありますか?

LCCでもさらにお得に旅行に行けたら嬉しいですよね。

まず、時期ですがレガシーキャリアと同じで、需要が高い時期にはLCCの航空券も高くなります。旅行に行ける時期が限られていない場合は、混んでいないシーズンを選べばかなり安くいける航空券もあります。

時期に関係なく安い航空券を探す方法もあります。ここでは、比較的簡単な方法を二つご紹介します。

まずひとつは、航空会社独自のキャンペーンを探す方法です。航空会社のキャンペーンをまとめて紹介しているサイトがあります。海外のサイトですが、Holiday Pirate(https://www.holidaypirates.com/)やThe Flight Deal(http://www.theflightdeal.com/)は有名サイトです。

レガシーキャリアがキャンペーンをやっていて安い場合もあります。お得にレガシーキャリアが乗れるならさらに良いですよね。

もうひとつの方法は、「航空券横断検索サイト」を利用する方法です。航空会社を絞らず、日程と目的地を入力して、一番安い航空券を探しだしてくれます。こちらも、レガシーキャリアも含めて安い航空会社を探してくれます。

どちらの場合も、サイトで検索などの手間があり、最初は慣れていないので面倒と思われるかもしれません。しかし、すぐ慣れますし、調べるだけで相場より何万円も安い航空券をゲットできる場合もあります。是非、やってみてください。

LCCを使って海外旅行へ行きたいのですが、どの会社がどこへ就航しているのかがわからないので、どう調べたらいいかわかりません。日本からLCCを使って行ける海外旅行先を教えてください。

最近は、LCCがたくさん増えていて日本からLCCで行ける旅行先が増えています。ここでは、成田、羽田、関空、名古屋の主要4空港に就航している、LCCと旅行先をご紹介します。

ジェットスター

成田発着→台北、香港、マニラ、ケアンズ、ゴールドコースト、メルボルン
関空発着→台北、香港、マニラ
名古屋発着→台北、マニラ
※ジェットスターはジェットスタージャパンと、ジェットスターアジアがあります。

バニラエア

成田発着→台北、高雄、香港
関空発着→台北

ピーチ

羽田発着→ソウル、台北
関空発着→ソウル、釜山、台北、高雄、香港

春秋航空

羽田発着→上海
成田発着→重慶、武漢
関空発着→上海、天津、武漢

エアアジア

羽田発着→クアラルンプール
成田発着→クアラルンプール、バンコク
関空発着→クアラルンプール、バンコク

香港エクスプレス

羽田発着→香港
成田発着→香港
関空発着→香港
名古屋発着→香港

タイガーエア

成田発着→台北、高雄
関空発着→台北、高雄
名古屋発着→台北

セブパシフィック

成田発着→マニラ、セブ
関空発着→マニラ
名古屋発着→マニラ

チェジュ航空

成田発着→ソウル
関空発着→ソウル、釜山、台北
名古屋発着→ソウル

スクート

成田発着→台北、高雄
関空発着→スクート

イースター航空

成田発着→ソウル
関空発着→ソウル

ティーウェイ航空

成田発着→ソウル
関空発着→ソウル、大邱、グアム

エアプサン

成田発着→釜山
関空発着→釜山

Vエア

羽田発着→台北
関空発着→台北
名古屋発着→台北

ジンエアー

関空発着→ソウル、釜山

※現段階のものをご紹介していますが、変更される場合もあります。

LCCでも燃油サーチャージがかかる会社と、かからない会社があると聞きました。燃油サーチャージ不要の航空会社を教えてください。

ご質問の通り、LCCでも燃油サーチャージがかからない航空会社があります。羽田、成田、関空、名古屋発着のLCCで燃油サーチャージ不要なのは以下の7社です。

  • エアアジア
  • バニラエア
  • ピーチ
  • 香港エクスプレス
  • セブパシフィック
  • スクート
  • Vエア

※燃油サーチャージのルールは変わることもあります。

LCCでも無料で手荷物を預けられる会社はありますか?また、何キロまで預けられるか教えてください。

LCCでも無料で手荷物を預けられる会社もあります。

こちらも、成田、羽田、関空、名古屋発着の航空会社のみに絞ってご紹介します。

15kg以下

チェジュ航空、イースター航空、ティーウェイ航空、ジンエアー、ジェットスタージャパン
※ジェットスターアジアは有料です。

20kg以下

エアプサン、春秋航空

LCCで海外に行きます。記事の中にもありましたが、LCCは遅延が多いと聞いています。そこで、海外旅行保険の航空機遅延補償オプションを付けようと思います。LCCで遅延した場合も、補償の対象になりますか?また、どこまで補償されますか?

海外旅行保険の航空機遅延補償オプションを付けた場合、もちろんLCCでも補償対象となります。

航空機遅延補償の保険は、旅行中に利用した飛行機が欠航や長時間の遅延などで、ホテル宿泊などが必要になった場合の費用を補償してくれます。ホテル代の他、ホテルまでの移動費、食事代、国際電話の費用、遅延によって生じたキャンセル料などを補償してくれます。

費用全てが補償になるわけではなく、1回につき2万円など上限がある場合が多いです。その分、保険費用はそれほど高くないのでLCCを利用する予定があれば付けておいてもよいかもしれません。

補償の内容は保険会社によっても違うので、詳細は保険会社のパンフレットなどを確認してください。

成田空港からLCCで海外へ行きます。第3ターミナルを利用しますが、第1や第2ターミナルに比べ遠いとききました。少し早めに行ったほうがいいですか?その他、第3ターミナルを利用する場合に注意点があったら教えてください。

成田空港の第3ターミナルは、LCC用の新しくできたターミナルです。

第3ターミナルはLCC向けのため、第1、第2ターミナルに比べ不便な点が多いので要注意です。

まず、ご質問にあった「行く時間」ですが、行く方法にもよりますが他のターミナルを利用する場合に比べ30分前に到着するように行ったほうがいいです。

電車は第2ターミナルまでしか走っていないので、第2ターミナルで降りて第3ターミナルまで移動する必要があります。第2ターミナルの駅を降りたところから、第3ターミナルまでは730mです。航空会社のカウンターまでの距離もあるので、1km弱の移動となり時間がかかります。

第2ターミナルから第3ターミナルまでは無料シャトルバスが出ていますが、歩いた方が早いです。第2から第3へ向かうバスは、一度空港外に出て大きく回って行くので20分程度かかります。荷物が多い人や足が悪くて長距離歩くのが難しい人以外は、歩くのがおすすめです。

第3ターミナルには、フードコートやコンビニ、書店などお店はありますが、宅配便のカウンターや、銀行、海外旅行保険のカウンターなど、第1、第2にしかないサービスも多いので、利用する予定がある場合は、第3ターミナルにあるか確認しておきましょう。無い場合は早めに行って、第2ターミナルで利用してから第3ターミナルに移動しましょう。

また、第3ターミナルは、保安検査場の後、ゲートまでの道が長いです。この時間も考慮に入れて、少し早めに保安検査場を通過しましょう。

LCCを使って成田空港から海外へ行きます。第3ターミナルを利用するのですが、免税店はありますか?

第3ターミナルにも免税店はあります。

Fa-So-La DUTY FREE

化粧品や香水、酒、たばこをはじめ様々な商品がそろっています。カテゴリーごとにお店があり、百貨店風になっていてそれなりの広さがあります。また、バックやお土産の専門店もあります。

第3ターミナルは移動に時間がかかるので、免税店を楽しみたい場合は通常の海外旅行より少し早めに成田空港へ行きましょう。

参照|海外旅行英語習得に最適な勉強方法とは?

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